「私たちの自然」セミナー取材記事のご紹介
こんにちは、みなさん!
2024年1月22日、イオンモール多摩平の森で開催された「第4回企業人のための生物多様性セミナー」について、日本鳥類保護連盟が発行する「私たちの自然」誌で紹介されています。
その要約を一部、ここでご紹介します。
ショッピングモールで自然を探求する一日
イオングループの取り組み発表後、参加者は水辺のビオトープで直接生きものを探したり、鳥の講座で学びながら、生物多様性の大切さを体験しました。
水辺のビオトープでの発見
このセッションでは、参加者が自然の中で直接生物多様性の面白さと重要性を体験します。
ビオトープで生き物を探す活動では、スタッフが泥をすくい、参加者はそれを掘り返して生き物を見つけます。
驚くことに、都市の近くのビオトープにも多様な生き物が生息しており、参加者はその発見に喜びました。
イオンモール多摩平の森はJR中央線豊田駅から 200mも離れていない場所にありますが、 屋上にある水辺のビオトープにシオカラトンボのヤゴがいることに驚く参加者もいました。
鳥類への新たな理解
日本鳥類保護連盟の会長であり、当所理事を務められる、小宮さんの鳥の講座では、イオンモール多摩平の森に植えられた木々がヤマガラなどの野鳥を引き寄せていることを紹介しました。
「以前は東京の都会ではほとんど見 ることはなかったヤマガラが、 エサとなる実のなる 木が増えていることにより都市部に広がっている」
都市部でも緑地が増えれば、野鳥が生息しやすくなるという点に参加者は興味を示しました。
さらに、鳥の羽根標本を使って、鳥の構造を学び、観察の楽しさを体験しました。
未来への一歩
参加者は、生物多様性に触れた後、ワークショップでネイチャーポジティブの導入によるメリット、外部からの評価、将来の課題について話し合いました。
大手印刷会社や建設会社の方のセミナーに参加した経緯やネイチャーポジティブへの課題などを伺うことができました
この体験は、小さな一歩が大きな未来につながるということを再認識させる貴重なものでした。
日本鳥類保護連盟について
公益財団法人日本鳥類保護連盟は、野鳥およびその他の野生生物の保護と普及啓発を目的とする団体です。
彼らの活動や詳細については、ウェブサイトをご覧ください。:
公益財団法人日本鳥類保護連盟 https:/www.jspb.org/