【森の妖精】清里のニホンヤマネの暮らし
ヤマネの冬眠と子育ての1年
ふだんなかなか出会うことの出来ないヤマネ。
ヤマネは夜行性で、木の上で暮らしています。
そんなヤマネの冬眠の様子、春の目覚めから、森での子育てまでの1年間の記録です。
ヤマネの食べ物や、枝にぶら下って走る逆さ走り、巣穴にいるヤマネの赤ちゃんなど、
ヤマネの四季の暮らしをご覧ください。
※動画はTBS「どうぶつ奇想天外!」で放送されたものを編集したものです。
どうぶつ奇想天外・WakuWaku【TBS公式】
【森の妖精】ニホンヤマネはたった18グラム!冬眠と子育ての1年を撮りました。【どうぶつ奇想天外/WAKUWAKU】より引用
まだ雪の残る山梨県・清里で、やまねミュージアムの湊秋作館長(当時)の調査に同行取材しました。
ニホンヤマネは木の皮の裏側で冬眠中です。
春になると桜の花を食べます。細い枝にぶら下がって走ることができるのは、かぎ爪と特殊な肉球のおかげ。
夏、子育てに使う巣から赤ちゃんが顔を出します。微笑ましい親子の姿です。
秋、子供たちは自分でエサをとるようになり、冬に備えて沢山たべていました。
今回のナレーションは宇賀神メグ アナウンサー!
2008年10月「どうぶつ奇想天外!」で放送したものをリメイクしました。
「ヤマネ動画」の活用
「どうぶつ奇想天外!」では、湊秋作がヤマネの用意、配置や樹の採取、場の設定、餌の採取や配置などを指導し、設置しました。
ヤマネ・いきもの研究所では、「ヤマネ」に関するテレビ番組や環境教育の動画収録などに協力しています。
現在、八ヶ岳、紀伊半島、隠岐などでヤマネの調査を進めています。
今後は、これらの「ヤマネ動画」を学会や論文の大事なデータとして活用すべく、取り組みを進めていきたいと思います。