ロードキルから樹上性動物を守る歩道橋の教育アニメ
一般社団法人アニマルパスウェイと野生生物の会では、より多くの人に動物たちのための歩道橋が必要なことを知っていただくための、クラウドファンディングでのアニメ制作を企画しています。
未来世代の皆さんにロードキルが問題になっていることやアニマルパスウェイの必要性を知っていただき、この課題を解決するために取り組みを応援していただけると幸いです。
リターンはアニメにお名前掲載やオリジナルのピンバッジなど
ご支援いただいく皆様には多彩な返礼品をご用意しています。ご支援の皆様全員に、アニメのエンドロールへのお名前掲載があるそうです。また、ご支援金額に応じて、この企画のために作成したオリジナルのピンバッジや、原作漫画と絵本などをセットにしてお届けするそうです。
ロードキルとアニマルパスウェイ
道路は、私たちの暮らしと経済の流れを支え、豊かな地域づくりを支える大切なインフラです。
その一方で道路は、森や生態系を開発・分断します。そのため森に棲み、枝から枝を伝わって移動する樹上性のリスやヤマネ、あるいはヒメネズミなどにとっては、道路はバリヤー(障害)となってしまい、繁殖活動や採食活動に大きな影響を及ぼします。更に、時には道路を横断中に車に衝突してしまう「ロードキル」(野生動物の轢死)に遇うこともあります。
日本の道路の総延長は約128万kmと言われ、そのうち高速道路(1万km未満)でのロードキル(野生動物の轢死)は、わかっているもので約5.2万件/年(国土交通省2019年度)ですので、全国でのロードキル数は計りしれません。皆さんも1度や2度は眼にされたことがあるのではないでしょうか?
まだ、国内には「アニマルパスウェイ」や動物のためのブリッジやトンネルの数は少なく、普及のためには、多くの人に知って頂く機会を作る必要があります。その手段の一つとして今回制作したいアニメーションは、効果的な手段と考えます。
皆様のお力により是ご協力ご支援のほどお願いいたします。
湊秋作からのメッセージ
アニマルパスウェイと野生生物の会 代表理事 からのメッセージ
道路は重要なサプライチェーンを繋ぐインフラです。道路が無ければ私たちの生活もほとんどの企業も活動出来ません。全国を結ぶ道路ですが、どうしても森林を開発し、分断してきています。樹上性の野生動物をはじめ、多くの動物はもともとの通り道を失い、道路を渡れば車に轢かれる危険が大きいです。こういった動物たちのための歩道橋やトンネルが普通に存在する社会を目指しませんか?
どうぞ本プロジェクトにご協力・ご支援いただき、生物多様性保全の一端を担って頂ければ幸いです。この取り組みにご賛同いただける皆様からのご寄付・ご拡散などあたたかい応援を、どうぞよろしくお願いいたします。
一般社団法人アニマルパスウェイと野生生物の会 代表理事 大竹 公一