こんにちは、みなさん。
今回は、ヤマネ研究や環境教育に関する活動が各新聞に掲載されたことを、お伝えしたいと思います。
地道な研究が認められて
まず、農学博士で当会理事の饗場が毎日新聞地方版の朝刊に大きく紹介されました!
饗場は、「野生動物のロードキル」(東大出版会)で日本環境共生学会の著述賞を受賞しました。
記事の見出しは「ヤマネ守り、森も守る」。
ヤマネ保全に対する彼女の情熱が伝わってくるようです!
新聞社:毎日新聞山梨版朝刊
日付:10月26日
記事タイトル:「ヤマネ守り、森も守る 北杜・保全に取り組む研究者 饗場葉留果さん」
オンライン版(一部):https://mainichi.jp/articles/20231026/ddl/k19/040/081000c
ヤマネの食生活とは?
また、中国新聞ではヤマネの食生活に焦点を当てた研究が掲載されました。
ヤマネの好物を「ふん」からDNA特定し、その研究が生態系への理解を深めるという記事です。
新聞社:中国新聞
日付:10月30日
記事タイトル:「ヤマネの好物は「ふん」でお見通し DNAから特定「広く調べれば生態系への理解深まる」」
中国新聞 オンライン版(一部):https://www.chugoku-np.co.jp/articles/amp/375519
福山大学 詳細PDF:https://tinyurl.com/
サラサドウダンを食べるニホンヤマネ(撮影:一社)ヤマネ・いきもの研究所 湊秋作)
高校生への学びの機会
さらに、紀南新聞や日刊熊野新聞では、和歌山県立新宮高校での自然保護に関する学習会が取り上げられました。
自動車道路開発とヤマネの共生、防災など多角的な視点からの学びが伝わります。
若い世代への自然保護の理解を深める機会を提供できたことは、意義深いことだと思います。
新聞社:紀南新聞
日付:10月29日
記事タイトル:「多角的に自然保護学ぶ 」
内容:「くまの学彩」という科目の一環で行われた自然保護に関する事前学習。
自動車道路開発とヤマネの共生、防災など多角的な視点からの学び。
新聞社:日刊熊野新聞
日付:10月24日
記事タイトル:「道路と自然、両方守る 紀勢道見学の事前学習 (新宮高校 )」
内容:「自動車専用道路開発とヤマネ保護・教育・防災からのSDGs・生物多様性・故郷の学習会」に200人の1年生が参加。
地域や研究機関の協力のもと、道路開発と自然保護の両立、防災、環境問題、SDGsについて学びました。
11月15日に三重県尾鷲市での道路開発現場とヤマネ保護の取り組み見学が予定されています。
ヤマネ・いきもの研究所の活動とその意義が、新聞に掲載されたこれらの記事を通じて、より多くの方に認知されていくことを願います。
それでは、また次回のお知らせをお楽しみに!