みなさんこんにちは!
ヤマネ・いきもの研究所の森田理事が翻訳に参加した書籍が築地書館より刊行されます。
以下、詳細を紹介させていただきます。
刊行情報
『都市に侵入する獣たち——クマ、シカ、コウモリとつくる都市生態系』
発行:築地書館
ピーター・アラゴナ[著]
川道美枝子+森田哲夫+細井栄嗣+正木美佳[訳]
2,700円+税
四六判上製 312頁
2024年3月刊行
ISBN978-4-8067-1662-4
作品ページ:https://tinyurl.com/28akyn55
都市はなぜ野生動物たちのすみかとなったのか?
その理由をカリフォルニア大学サンタバーバラ校の環境史家が科学的・歴史的に解説する、21世紀の都市で動物たちと共に生きていくためのヒントが詰まった一冊。
きわめて高い生物多様性を誇る土地から始まった一方、開発の過程で多くの自然と野生生物を失った都市。
しかし、衛生観念や自然保護意識の向上にともなって清潔で緑豊かな空間となった都市には、ふたたび多くの野生動物が戻ってきた。
都市をつくる過程で人間が下してきた決断が、意図せず都市を野生動物にとっても利用価値のある空間に変化させたのだ。
動物を引き寄せる建造物、「害獣」を生み出す人間の行動、実際の危険度に反する感情的な評価——。
動物との衝突を引き起こす原因を探り、科学に基づいて対策することで、より根本的な解決と人道的な共生社会への道が見えてくる。
こんな方に
『都市に侵入する獣たち——クマ、シカ、コウモリとつくる都市生態系』は、都市生活と野生動物がどのように共存できるかを探求する魅力的な一冊です。
科学的研究と歴史的背景を踏まえながら、読者に新しい視点を提供します。
都市での野生動物の生活に興味がある方、持続可能な共生に向けたアイデアを求める方におすすめです!
この本を通じて、私たちの身近な環境に潜む驚くべき生態系の物語を発見しましょう!