🐾ヤマネの生息を目指す里山づくりが新聞各紙で紹介されました
山梨中央銀行が管理する山梨県内の里山が、環境省の「自然共生サイト」に認定され、その取り組みが 毎日新聞(2025年10月29日) および 毎日小学生新聞(2025年11月13日) で紹介されました。
環境省「自然共生サイト」に認定
甲府盆地の南に位置する「山梨中銀ふれあいの里山」(山梨県中央市)は、山梨中央銀行が整備・管理している里山です。
生物多様性の保全に向けた継続的な取り組みが評価され、環境省の「自然共生サイト」に認定されました。
ヤマネの生息を目指した里山管理
この里山では、下草刈や地域あった木を植えたりと、人の手を適切に入れながら、森の環境を維持し、多様ないきものが暮らせる状態を保つことを目指しています。
その取り組みの中で、森林環境の健全さを示す生きものの一つとして、ヤマネの生息が期待されています。
ヤマネは、森林環境の変化に敏感な生きものであり、その生息状況は里山の健全さを知る重要な手がかりとなります。こうした考え方は、自然の回復と社会活動の両立を目指す「ネイチャーポジティブ」の考え方とも重なるものです。

調査・環境学習への協力(ヤマネ・いきもの研究所)
ヤマネ・いきもの研究所は、この里山において、生物調査や専門的な助言を行うなど、自然共生サイト認定に向けた取り組みに協力してきました。
野生生物の生息状況の把握や環境の評価、環境学習の機会づくりなどに関わっています。
現地では、地域の方々や子どもたちが参加する調査や体験の場も設けられ、自然を身近に感じながら、森と生きもののつながりを学ぶ機会となっています。
地域とともに育てる、里山と生物多様性
地方銀行は地域経済の中核を担う存在ですが、山梨中央銀行は、その役割を金融にとどめず、銀行として生物多様性への取り組みを一つひとつ丁寧に積み重ねています。
地域と連携しながら里山の環境を大切に守り育てていこうとする姿勢からは、県内にとどまらず、全国へと広がっていく可能性を持つ、地域に根ざした取り組みであることが感じられます。
こうした、地域と協力しながら自然と共生する取り組みは、これからの持続可能な社会づくりにつながる、大切なモデルケースといえるでしょう。
今後も、ヤマネの生息が期待される里山として、生物多様性の保全と地域との関係づくりを両立させる取り組みが、人と自然のつながりを感じられるかたちで丁寧に発信され、着実に積み重ねられていくことが期待されます。

メディア掲載
- 毎日新聞(2025年10月29日)
「環境省の『自然共生サイト』山梨中銀の里山を認定
看板除幕式「生物多様性の取り組み広げる」/山梨」
https://mainichi.jp/articles/20251029/ddl/k19/020/205000c(有料記事) - 毎日小学生新聞(2025年11月13日)
「山梨中央銀行の里山 環境省『自然共生サイト』に認定
~生物多様性広げたい~」
https://mainichi.jp/maisho/articles/20251113/kei/00s/00s/015000c
関連載情
- 山梨中央銀行|ニュースリリース(2025年9月16日)
「山梨中銀ふれあいの里山」が環境省の「自然共生サイト」に認定されました
https://www.yamanashibank.co.jp/assets/files/K20250916_site.pdf - 環境省|地域の課題解決に貢献する里地里山保全活動
https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/documents/pdf/30by302301220yamanashibankActivites.pdf
用語解説
生物多様性とは
生物多様性とは、地球上に存在するさまざまな生きものと、それらが関わり合って成り立つ自然の豊かさのことです。
「生態系の多様性」「種の多様性」「遺伝子の多様性」という3つの側面があり、私たちの暮らしは、こうした自然の恵みに支えられています。
- 生態系の多様性
森・里山・川・海など、さまざまな環境があること - 種の多様性
動物・植物・微生物など、多くの種類の生きものが存在すること - 遺伝子の多様性
同じ種の中でも、個体ごとに違いがあること
🔗 環境省|生物多様性
https://www.env.go.jp/nature/
自然共生サイトとは
自然共生サイトとは、企業や自治体などが主体となり、生物多様性の保全・再生に取り組む区域を国が認定する制度です。
地域と連携した継続的な管理が行われていることなどが基準とされ、国際的な生物多様性目標「30by30」にも位置づけられています。
🔗 環境省|自然共生サイト
https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/kyousei
ネイチャーポジティブとは
ネイチャーポジティブ(Nature Positive)とは、自然をこれ以上失わないことにとどまらず、生物多様性を回復・向上させていくことを目指す考え方です。
企業活動や地域づくりにおいて、自然への負荷を減らすだけでなく、自然の再生に積極的に貢献する姿勢が求められています。
🔗 環境省|ネイチャーポジティブ
https://policies.env.go.jp/nature/nature-positive/